「プロメア」を見るべき5つの理由

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 「プロメア」見てきました。いや、久々にマジで「劇場で見て良かった」映画っすわ。最高、神、良かった以外の語彙力を失う程度には良かったので、極力ネタバレを省きつつ「プロメア」を見るべき理由をプレゼンしていきます。

 

 

 

 

1.100点満点の制作陣

 

監督:今石洋之
原作:TRIGGER&中島かずき
脚本:中島かずき
キャラクターデザイン:コヤマシゲト
美術監督:久保友孝
色彩設計:垣田由紀子
3DCG制作:サンジゲン
撮影監督:池田新助
編集:植松淳一
音楽:澤野弘之
アニメーション制作:TRIGGER
製作:XFLAG

 

 あんまり御託を並べるのも野暮なんですが、「天元突破グレンラガン」と「キルラキル」の特徴を色濃く残したアニメということで、とりあえずその辺が好きな人には全面的に刺さります。「パンティ&ストッキングwithガーターベルト」も今石監督作品なので、あの作画良かったな~と感じる人は見て損はありません。

 他にも「交響詩篇エウレカセブン」や「蒼き鋼のアルペジオ」などに携わった制作陣となっていますので、とりあえず現時点では文句なしの100点満点です。

 

 

 

2.良い意味で期待を裏切ってくれた声優陣

ガロ・ティモス:松山ケンイチ
リオ・フォーティア:早乙女太一
クレイ・フォーサイト堺雅人
アイナ・アルデビット:佐倉綾音
ルチア・フェックス:新谷真弓
イグニス・エクス:小山力也
エリス・アルデビット:小清水亜美

 

 登場人物とその声優を見た時にちょっと心配してたんですよ。だってメインキャラであるガロ・ティモスはあの松山ケンイチ、リオ・フォーティアは早乙女太一、クレイ・フォーサイトに至っては堺雅人ですよ。

 

 松山ケンイチといえばデスノートL早乙女太一と言えばふたがしら宗次(すみません、ぶっちゃけ舞台俳優なんで正直あまり知らんのでWiki見ました。ふたがしらは読みました)、堺雅人と言えばリーガルハイの古美門研介とか半沢直樹半沢直樹ですよ。

 

 声優経験がないわけじゃないですけど、せいぜいチョイ役程度で、そんなのが声優やるなんて本職の人を馬鹿にしてるでしょって話ですよ。吉本芸人とかAKBとかが声優やってる吹き替えなんて酷いもんですからね。

 

 「はぁ~これだから邦画は」と思って見てたんですが、マジで良い意味で期待を裏切ってくれましたね。下げて上げるじゃないですけど、期待してなかったのに想像以上の演技だったので120点分くらいの価値がありました。ガロと言えば松山ケンイチ、リオと言えば早乙女太一、クレイと言えば堺雅人しかもうないだろってくらいの迫真の演技でした。

 

 

 

3.150点の劇伴音楽

 さっき制作陣のところで敢えて触れなかったんですけど、澤野弘之がこれまたいい曲を作るんですよ。単品で聞いても良いんですけど、劇伴だと尚輝くんですよね。代表的なのだと機動戦士ガンダムUCの「 UNICORN」とか、キルラキルの「Before my body is dry」とか、とにかくアガるタイミングでアガる曲を持ってくるんですよね。

 

 

 

 今作のInfernoNEXUSももGallant Onesも同様に、アガるタイミングでアガれる曲なんですよね。澤野さんのインタビュー記事も面白いので是非とも読んで頂きたいです。

 

 

 

4.色に拘った200点の作画

  

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 プロメアは、今流行りの3DCGに手書きを融合させたアニメですが、CGアニメの特徴として「手書きでは書けないようなむちゃくちゃなアクションが描写出来る」ってのがあると思ってるんですよね。目まぐるしく移り変わるアングル、立体的な動作、精緻な描写、そういったものは手書きだとなかなか難しい。

 モデリング、アニメーション、レイアウト、どれをとっても文句なし。加えてアニメだからこそ可能な、ピンクと水色を基調とした奇抜な配色。これ、なんでこんな配色にしたのかなと思って色について調べてるうちに面白いことが分かったんですよ。

 

ja.wikipedia.org

 

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 これ、炎と言えば通常思い浮かべる色って赤色だと思うんですよ。あるいはオレンジ色。なのにどうしてピンク、紫、水色、薄緑といった配色で演出しているのか。勿論、青い炎も現実には存在します。ガスバーナーなどの炎がそうであるように、高温で完全燃焼している非常に安定した炎は青く見えますが、でもバーニッシュは不完全燃焼している存在だからそれは理由にはなりません。

 

 そこで先ほど紹介した補色のページを見て欲しいんですけど、これ見事に正反対になってるんですよね。上の画像に限らず、ガロとリオの髪の色とかもそうなんですけど、お互いにお互いを引き立て合う補色の関係になってるのでは?と気付いて、単なる見栄え以上の意識があるんじゃないかなと思いました。

 

 果たしてどこまで考えられた配色なのかは分かりませんが、全体を通して色使いを抑えたことで物語としての煩雑さを極力省いて分かりやすくしているような印象はありました。

 

 

 

5.100兆点の勢い

 最後に、もう見る理由はこれだけで十分だと思うんですが、天元突破グレンラガンキルラキルといった今石洋之の代表作を2時間に凝縮した映画だと思ってください。そらもう勢いでゴリゴリに話は進んでいきますし、それでいて見終わった後の爽快感はそのままです。見ない理由がない。

 

 これは俺の持論なんですけど、映画館でこそ見るべき映画って「ノリと勢いのある映画」だと思ってるんですよね。別にそれ以外の映画を否定しているわけではないですし、ヒューマンドラマとかラブストーリーも全然見てますけど、やっぱり映画館で見て良かったー!と思える映画はド迫力で大音量でゴリッゴリに押してくる映画なことが多いです。ホラーとかも映画館で見ても良いんですけど、他の観客が居るとどうしてもあんまり怖くないんですよね…。

 

 その点このプロメアはまさしくそれに当てはまる映画です。

 

 

 

6.まとめ

 合計100兆とんで570点(100点満点中)です。見ない理由がないですね。うるせえ!見ろ!