禁煙2日目

 突然だが俺はいま禁煙をしている。俺は成人してからかれこれ8年ほどタバコを吸っているが、こうしてきちんと禁煙しようと思って臨んだのは初めてである。俺はチェインスモーカーというほど吸うわけでもないし、止めようと思えば止めれると思っていたのだが、どうしてなかなかこれがキツい。思っていた以上にニコチンに依存していたようだ。

 

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 二日だ。たったの二日。今まで二日間吸わなかったことは、片手で足りる程度だが、あるにはある。別段、辛くはなかった。だがそれは吸おうと思えばいつでも吸えたからであり、今回の禁煙のように「もう二度と吸えない」という強迫観念がここまでニコチンへの依存を駆り立てるとは思いもしなかった。

 

 だってそうだ。禁煙をするということは、生涯もう二度と喫煙しないということだ。勿論、喫煙=即死というわけではないし、医者から喫煙を止められたということもないし、別に吸いたければ吸えばいいのだが、であれば今こうして断腸の思いで禁煙している意味がない。

 

 そうなのだ。禁煙するということは、金輪際タバコを吸わないということであり、それほどまでの熱意と覚悟なしには成し遂げられない偉業だったのだ。

 

 俺が禁煙を始めた理由、それは遅かれ早かれいつかは禁煙しなければならないだろうと心のどこかで感じていたからであり、そうした心の迷いを突いたのか、一昨日、筋肉の女神からの神託が下ったのだ。つまるところ夢である。夢の中で、筋肉の女神に禁煙するよう言われたのだ。だから思い立ったが吉日というか、神託下ったが吉日というか、ええいままよと禁煙を始めたのだが、二度と吸えないとまでは聞いていなかった。

 

 考えてみれば当たり前の話なのだが、俺は心のどこかで、いつかまた吸えると思っていたようだ。しかしそれはすなわち禁煙が失敗するということであり、つまり神託を無視する行動であり、それは俺の行動倫理に反する行いであり、葛藤を呼ぶのだ。本当につらい。

 

 何を言っているか分からないと思うが、俺もどうしてこんなに辛いのか分からない。ニコチンによるものだけではないような気がするが、ひとまず経過を見ていきたい・・・。

 

いとふゆ。