種付け繁殖前線 感想

種付け繁殖前線

というゲームをやってみました。画像は18禁なので自重。

 

え?なぜ買ったって?DLsiteのポイント期限が近かったから・・・。

とか言いつつも実はこの手のゲームは嫌いじゃないんですよね。非常にシンプルというか、1日どころか1時間くらいで攻略できるのでサクッと遊べるというか。一晩のお供みたいなとこあるのでフラッシュゲーム感覚でたまに買ったりしてます。

 

というわけで種付け繁殖前線レビューです。

 

 

 

イデアはすごく面白い

 種付け繁殖前線は、兵士である女クローンに種付けを行うことでさらに女クローンを産ませ、それを繰り返して兵士を増やして戦うゲーム。とは言え、戦う部分はオート戦闘(というか先頭描写すらない)ので実質的には兵士を増やすだけのゲームと言える。

 ただ産めよ増やせよでいいわけじゃなくて、クローンには体力があってあまりヤリすぎると死んでしまう。クローンの体力や食料物資などの概念もあって戦略性があるのはちょっと面白かった。

  加えてクローンにも種類があって、たんに絵柄が違うだけじゃなくて繁殖傾向など性能が違っていて、レアクローンをいかに大事に使っていくかが戦略性にも加わり、シンプルなゲームながら案外奥が深かった。

 

 

 

エンディングがないのは残念

 ただ残念ながら、このゲームにはエンディングが存在しない。一応、増やしたクローンを使って拠点進行といういわゆる進軍を行うことは可能なのだが、どこまで行っても無限に続く。もしかしたらエンディングがあるのかもしれないが、一晩中進軍を繰り返してもエンディングどころかストーリーらしきものすら進行しないため、おそらくエンディングはないものと思われる。

 拠点進行ボーナスとしてクローンの種付けポーズ(差分)が増えるのはちょっとしたお楽しみ要素ではあったが、やはりどこまで行っても種付けを行うだけだし、その種付けもオートプレイとかはなくクリック連打でしか進行しないため、一晩中やっているとマウスがブッ壊れるんじゃないかというくらいのクリックを強いられる。多分こんだけマウスを酷使したのはクッキークリッカー以来だと思う。

 シンプルながら奥が深いゲーム性、そのアイデアは非常に面白かったが、いかんせんやる事が単調すぎてある程度進軍してしまうと飽きてしまうというのが残念だった。

 

 

 

可能性は感じる一品だった

 絵に関してはこのままでもいいと思う。製作者のリビドー丸出しな絵が好きな人も居るだろうし、抜ける抜けないは別にして俺も小綺麗なイラストよりも多少線がブレてても作者の性癖が伝わってくる絵の方が好きだし。

 定価756円だからこれでも良いけど、もっとストーリー進行に意味合いを持たせてくれたりエンディングを用意したり、あとはガイドの姉さんにも種付け出来たりしたらもっと面白かったし、もっと高くても買うのになぁというのが残念でならない。というかあれだけガイドの姉ちゃん性的だから絶対クリア特典で種付けできると思って一晩中やってたのに、変わったのはクローンの色や表情やポーズだけって・・・朝焼けに染まる部屋で虚無を感じましたよ俺は・・・。

 

 

 

 というわけで次回作に期待しましょう!ねじもぐらさん、よろしくお願いします。